空間光通信用IC 光通信で世界最速記録をマーク

赤外線通信の高まる需要に応えて、「空間光通信用IC」を企画・製品化しています。1993年5月に発表した100Kタイプは、通信距離が約30m、通信速度が毎秒107キロビット。光学系外付けでは世界最速、当時のワールドレコードを達成しています。また、この分野では初めて、信号波の正負を転換する位相変調(PM)方式を導入し、待望されていた画像などの大容量データの無線通信を実現しています。発表後、国内はもちろん海外からの問い合わせも相次ぎ、日本発のワールドワイドな商品へと育っていきました。